天然石・素焼きのレンガ・コンクリート・土・砕石など、人間の手の加えられたものと自然にあるものそれらを対比させたり、類似色にしてみたりと素材の持ち味を引き立たせるための組み合わせを考えました。
曲線を描くアプローチでは、レンガで縁取りをしています。全体を緩やかなカーブで仕上げ素材のもつ素朴感と素焼きの柔らかさを表現できたと思います。

玄関前にはすらりと伸びたアルミ製の構造物。
大きくはありませんが、表札とポストの機能を持ち合わせる門柱です。
アルミの質感がよく出ており、大きさ以上の存在感を放ちます。
ポストはどこにあるのか正面からはわかりませんが、裏側は取り出しやすい設計になっています。
ダイヤル式のロックがついており、セキュリティ対策も万全です。

エクステリアの工事としては完成を迎えましたが、花壇に植物が植わり満開の花が咲き乱れるときがこのお庭の本当の完成の時だと思います。ぜひ来春また訪れたいと思います。